エクササイズの管理

エクササイズ課題は、通常の課題よりも若干複雑な課題です。下記の3つのステップまたはフェーズを伴います。

  1. エクササイズの設定 多くの評価要素が設定された場合、エクササイズに作成される課題の評価は、より簡単になります。これは、課題の評価に関する自由裁量を少なくし、評価のフレームワークを学生に与えます。教師は、このように評価シートを作成し、評価要素を設定する必要があります。 (詳細はエクササイズの評価要素設定ページをご覧ください。)

    評価要素の設定と同時に、教師は学生によって行われるエクササイズまたはタスクの説明を記述したWordドキュメントまたはHTMLファイルを登録する必要があります。このファイルは、エクササイズの2番目のフェーズで学生に表示されます。

    希望すれば、再度WordドキュメントまたはHTMLファイルをエクササイズにアップロードすることで、教師は同様のエクササイズを準備することができます。すべてのエクササイズに同じ評価フォームが使用されるため、これらの異なるエクササイズは非常に似ている必要がありますので注意してください。教師による複数のエクササイズ登録は任意であり、特定の課題にとっては適切でないことがあります。

  2. 学生の課題評価と提出を許可する 課題が学生に公開されます。教師が複数のエクササイズを設定した場合、学生は異なるエクササイズを見ることになります。そうでない場合、学生には同じエクササイズが表示されます。

    課題を提出する前に、学生は自分の評価を完了する必要があります。評価を完了すると、アップロードフォームが表示されます。自己評価の観点から、学生は自らの提出課題を修正することができます。

    学生の課題が提出された後、教師は提出課題の評価を開始することができます。リンク「学生の評価対象提出課題」は、評価されていない課題を表示します。古い提出課題はページの上部に表示されます。各提出課題に対する評価は、最初は提出課題に対する学生自身の評価を基にしています。教師は、それらの評価を変更すること、コメントを追加することができます。2つのボタンの終わりに、教師は学生が課題を再提出できるかどうか決定することができます。

    教師が学生に課題の再提出の許可し、学生が課題を再提出した場合、教師は提出課題をどのように扱うのでしょうか。この場合、評価フォームには教師の古い評価が登録されています。再提出が許可されている、いないにかかわらず、同オプションは教師に再提出および評価のサイクルをコントロールできるようにします。学生が複数の提出課題をエクササイズに提出することができる場合、教師は一連の提出課題の最大評点または平均評点のどちらを最終評点の基にするか決定する必要があります。エクササイズ中、「エクササイズの更新」にて、このオプションを変更でき、変更した内容は最終評点ページですぐに見ることができます。

    課題の提出期限が到来した場合、学生は課題の提出または再提出を行うことができます。その課題は「遅い」としてフラグされます。課題は、評価されるためにリスト内に表示され、教師が望む場合は通常の方法で評価することができます。この場合、提出課題のリストで提出日が赤色で表示されます (また、提出課題も赤色で表示されます)。提出課題が評定された場合、評定された課題は括弧で囲まれて赤色に表示されます。このような評点は最終評点の計算に使用されず、評点ページに入れられません。教師は、管理ページに移動して、適切なリンクをクリックすることで、遅延フラグをクリアすることができます。その結果、課題は最終評点の計算に使用されるようになります。

  3. すべての成績および成績一覧表を表示する このエクササイズの最終フェーズでは、学生は「最終」評点を見ることができます。エクササイズのすべてのフェーズ (最初のフェーズを除いて)、学生は評点を閲覧することができます。しかし、そのときに利用できる評点のみを使用した「部分的」な評点となります。

    この最終フェーズでは、学生は更なる提出課題を見ることはできません。実質的に課題は閉鎖され、教師は提出された課題の中で最良のものを学生に例示するオプションがあります...

    学生 (および教師) に提出課題の「成績一覧表」を表示させることもできます。これは評点が順番に並べられたリストであり、先頭の提出課題が最初に提出されたものです。ここで提出課題に与えられた評点は、教師の評点です。学生が1つ以上の課題を提出した場合、最高評点の課題のみ、この表で表示されます。成績一覧表のエントリ数がゼロに設定された場合、成績一覧表は表示されません。

エクササイズにおける学生の評点は、学生の評価のための (最初の) 評点および提出課題に対する評点の合計です。エクササイズが設定されている場合、これらの評点の最大値が与えられます。これらの最大値は (エクササイズを更新することで) エクササイズ中いつでも変更することができます。現在の最大値を常に反映し、学生と教師の両方に評点が表示されます。

エクササイズ課題のどのフェーズでも、教師は「管理」ページを開くことができます。管理ページには、学生の評価 (学生自身の提出課題に関する) および学生の提出課題が表示されます。教師は、提出課題の評価および再評価、評価の再評定、提出課題および評価の削除、一般的な課題の進捗を閲覧することができます。